前回に続き、全粒粉を3割配合したカンパーニュを紹介します。
手作りパンのいいところは、好きな配合でパンを作ることができること。
ということで、いつもとは異なるナッツやドライフルーツを使ってみました。
食物繊維を増やしたい!
ナッツで良質な脂質、栄養を摂りたい!
というような、ワガママな欲求に答えるパンが作れるんです♪
前回に続き、今回はカシューナッツ、ピスタチオ、ピーカンナッツを使ったカンパーニュをご紹介します。
私のカンパーニュは全粒粉3割!
カンパーニュを作るときは、食物繊維やビタミンB群が豊富な全粒粉を3割使用します。
今回のカンパーニュ生地の材料はこちら。
ハード系のパンを作る時はいつも準強力粉リスドォルを使用し、この配合で作ってます。
▶リスドォル(日清製粉) / 2.5kg TOMIZ(富澤商店) フランス/ハードパン用粉(準強力粉) 準強力小麦粉
食物繊維が豊富な全粒粉を粉の3割置き換えることで、14.5も食物繊維量がUP!
(日本食品成分表2015年版より)
食物繊維量は、腸内細菌と上手にお付き合いしていくために不可欠です!
野菜の食べる量が増やせない、少食で食事量を増やせない、というような方は、穀類で増やすこともよい対策です!
プチカンパーニュアレンジ3種
カンパーニュを手作りするメリットは、なんといっても好きな材料をたっぷり入れられることと、材料の組み合わせを変えられること。
大好きなナッツはたっぷり入れています。ゴロゴロしすぎて、形成に苦労することもありますが(笑)
そして、甘~いのが苦手なので、甘味が強いドライフルーツは、ナッツの半分くらいの量に抑えています。
では、ナッツたっぷりなプチカンパーニュをご紹介します!
カシューナッツ×アプリコット
断面の色が鮮やかなのがアプリコットの色が魅力。適度な酸味もいい感じです。
■材料
- 準強力粉(リスドォル) / 210g
- 北海道産全粒粉 / 90g
- 塩 / 5g
- さとう / 20g
- 水 / 200ml
- ドライイースト / 3g
- ドライアプリコット / 50g
- カシューナッツ / 100g
ピスタチオ×クランベリー
ピスタチオの鮮やかな色や香りに魅力を感じるカンパーニュ。母におすそ分けしたら、「グリーンの色がいいね!」と言われました。確かに、食べる時に色鮮やかなピスタチオを見ると、気分が良くなるので、今後も活用していきたいな~と思います。香りも好きだし。
■材料
- 準強力粉(リスドォル) / 210g
- 北海道産全粒粉 / 90g
- 塩 / 5g
- さとう / 20g
- 水 / 200ml
- ドライイースト / 3g
- ピスタチオ / 100g
- ドライクランベリー / 50g
ピーカンナッツ×プルーン
ピーカンナッツはクルミに似ていながらも、サクッとした食感とほのかな甘みがあります。プルーンとピーカンナッツの組み合わせ、いい感じです。
頑張って耐えましたが、おいしくってつい食べ過ぎてしまいそうでした…食べ過ぎの危険あり(笑)
■材料
ナッツと全粒粉でダブル食物繊維!
美容や健康維持のためには、食物繊維は重要視したい栄養素。
どうせ食べるなら、
・全粒粉を多く含むもの
・良質な脂質を補えるナッツを混ぜ込んだもの
がいいな~と思います。
腸美人ば肌美人とも言っていいほど、美容と腸内環境は大事な関係。腸内環境を大事にするためにも、食材繊維を意識してとりたいな~と思います。
とはいえ、ナッツは高カロリー。
ナッツをそのまま食べるのは、つい食べ過ぎてしまうので、パンに入っていると少量ですませられる…つい食べ過ぎちゃう私にはぴったりな、ナッツ摂取の方法かも。